今月のポイント

▶ チキータ

チキータは近年に発達した流行の技術で、主にレシーブの際に多く使われます。 まず、バック前にナックルのサーブを出された状況を想定します。なるべく姿勢を落として低い体制で構えます。 この時ボールの真正面よりも、やや右側に構えた方がより強い回転をかけやすいです。 そして、肘を突き出すような形にして、手首を最大限曲げて、ラケットヘッドが時計の4時〜5時くらいまで向くようにバックスイングを取る。そこから肘から先を ムチのようにしならせる動きで、ボールのやや左側を捉えて、一気に振り抜きます。 そしてフォロースルーは、上ではなく、横。時計で言う3時の方向くらいまで持っていく気持ちで振り抜きます。中途半端なスイングではなく、大きい半径でスイング することではじめて、ボールにしっかりとした回転とスピードを加えることが出来ます。 チキータ＝強い横回転のイメージが強いせいか、手首だけを意識してしまいがちですが、肘から先、それと同時に体全体を使ってボールに力を加えます。